得得サイト パワースポットの旅 出雲編 出雲大社 Vol.3~境内

パワースッポットの旅 出雲編
出雲大社 Vol.3
境内へ

 

こんにちは!
のいしちゃんです。

今回は手水舎で手と心を清め、いよいよ境内に入ります!

出雲大社 手水舎

大国主大神像の反対側(松並木を抜けてすぐ左手)に手水舎があります。
ここで手と口を清めます。

出雲大社 手水舎出雲大社 手水舎
出雲大社 手水舎1

※清め方
1.まず柄杓を右手に持ち、水を汲み左手に水をかけます。
2.柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかけます。
3.柄杓を右手に再度持ち替えて、水を左手にため、口をすすぎます。
柄杓に口を付けることはNGです。ご注意下さい。)
4.もう一度左手に水をかけ洗い流します。
5.最後に柄杓を立てて、残った水で柄杓全体を洗い清めます。
6.柄杓をもとの位置に伏せた状態で戻します。

 

四の鳥居をくぐったら境内です。

出雲大社 四の鳥居

出雲大社四の鳥居
                出雲大社 四の鳥居

四の鳥居は高さが6m、
柱の大きさは直径52㎝
です。

毛利綱広(毛利元就の孫の孫)が1666年に寄進したもので、柱の銘文には【日神者地神五代之祖天照大神、月神者月読尊也、須佐之男命雲陽大社神也】と刻まれている事から、当時の祭神は須佐之男命であった事がうかがえます。

ちなみに、この鳥居に触ると金運がアップすると言われていて、パワースポットになっているようです。

 

八雲山

鳥居をくぐると、参道からずっと見えていた山々が間近に見え、
神殿の周りが山々に覆われていることがよくわかります。

山に囲まれている出雲大社

背後に八雲山、東方に亀山、西方に鶴山

古代の出雲の人々も同じようにこの山々を見て、あるいは神として信仰していたのかと思うと山々から発せられる霊気が出雲大社の神威をより一層増幅しているような、そんな気がしました。

実際、八雲山は神職さえ足を踏み入れることができない禁足地となっていて、出雲大社の御神体という説があります。

通常神体山を御神体とする場合は、本殿はなく拝殿から拝みます。

本殿があるということは、その中に御神体があることを意味します。

出雲大社には本殿がありますが、御神体については諸説あり、
出雲大社さんの公式見解では御神体は明確にされていません。

興味深いのは、本殿裏の八雲山の裾にあたる場所にある大きな岩(磐座いわくらです。

素鵞の社うしろにある磐座

出雲大社ご本殿の背後にせり出していて、その磐座を背負うように
「素鵞社(そがのやしろ)」
と呼ばれる摂社が建っています。

「素鵞の社」には鎌倉時代から江戸時代初期まで出雲大社の祭神であったといわれる須佐之男命が祀られています。そしてこの「素鵞の社」の裏(八雲山の磐座の前)に奉納されたお砂には「お清め・ご加護」の力が宿るといわれています。
(お砂のご利益についてはこちらをどうぞ)

また、神話では大国主命が須勢理姫(すせりひめ)を妻とし、根の国(地下)から中つ国(地上)に戻るとき、すせり姫の父、須佐之男命(すさのおのみこと)が大国主命に「宇迦のふもと(八雲山)に宮殿を建てて住みなさい」という場面があり、このことから、神代にはすでに祭祀の地となっていたと考えられます。

ほかにも、八雲山は「蛇山」と呼ばれていたなど、出雲大社の御神体であるかは別としても、自然崇拝としてこの磐座(八雲山)が祀られていたと推測できる要素はたくさんあります。(蛇は神在月に八百万の神々が出雲に来られるときに先導する神さま=龍蛇神で、人々に祝福をもたらす神として信仰されていました。)

この磐座のことは、実は帰ってから知ったのですが、はじめて「素鵞の社」を見たときに感じたただならぬ雰囲気は、この磐座があったからなのでしょうか?

パワースポットになっているそうなので、ぜひ、行ってみてください。

出雲大社 拝殿(御仮殿)

出雲大社境内にはいると真正面に拝殿(御仮殿)があります。

出雲大社 拝殿(御仮殿)正面
拝殿(御仮殿)のしめ縄

そして出雲大社のシンボル、大注連縄。
やっぱり大きい!長さ6m、重さ1.5トン、極めて目に付きます。
でも、あの大しめ縄ではありません。
あの大しめ縄はお神楽殿まで、おあずけです。

出雲大社の拝殿は、ご本殿の修造の際に主祭神の大国主大神のご神体を一時的に奉安しておく仮の本殿になることから、御仮殿(おかりでん)」とも呼ばれます。
通常は参拝者の御祈祷が行われたり、古殿新嘗祭などのお祭りのほか、いろいろな奉納行事が行われているようです。
(※御仮殿は出雲大社に特有なものではなく、全国の神社にあります。)

 

まず、ここ拝殿から参拝。

二拝・四拍手・一拝 と神語

出雲大社独特の参拝の仕方ですが、みなさん、普通にちゃんと二拝・四拍手・一拝していて、出雲大社の浸透力のすごさを感じました。

ここでちょっとマニアックな参拝方法のおはなし。

みなさん、神拝するとき、いきなりお願いごとをしたりしていませんか?
自分も、二拝・四拍手・お願い・一拝  してしまっていたのですが、
お願いの前に神さまにちゃんとご挨拶しないと失礼ですよね。

二拝・四拍手・一拝の前に神語を唱え、ご挨拶しましょう。

その方法は・・・続きを読む
手水舎で手と口を清めた後、
1.一礼して、神さまに感謝の意を伝える。
2.自分の思い(願いこと)を伝える。
3.神語「幸魂奇魂守給幸給」を3回唱える。

(さきみたま くしみたま   まもりたまい さきはえたまえ)

そして、この後に二拝・四拍手・一拝します。

神語を唱える参拝の仕方

この神語は出雲大社の神事の際に神職(や参列者も一緒に)唱えるもので、
「尊い御力で私たちをお守り、幸をお与え下さい」という意味です。
「幸魂」は人を幸福にする活動のみたま、
「奇魂」は物事をくし(櫛)わけて、正しい心をもち、目に見えない力を発揮するみたま

この「魂-みたま」は自分の心の中にもあるものなんです。
つまり、神頼みするのではなく、自分の行動(努力)によって、守られ幸せになれますように、という意味あいがあるのです。

(神語の起源については「だいこくさま」のブログをどうぞ。)

ちなみに4拍手するのは、神さまや人の魂は4種類(「和魂」「荒魂」「幸魂」「奇魂」)あり、この4つの魂にそれぞれ柏手を打っているとも言われています。
神さまはご利益を求ない感謝のお参りを一番喜ばれるといいます。

(考えてみると、もっともな話なのですが。)

神さまの御心に叶う暮らしをすれば、神さまから幸魂奇魂のお力をいただく事ができるかもしれませんね。

 

出雲大社 八足門

八足門

     出雲大社 八足門

出雲大社は拝殿の後ろにある八足門(やつあしもん)からも参拝できます。

こちらからの参拝の方がご本殿に近いためより厳粛な空気が感じられ、なかには拝殿をスルーしてこちらに来てしまう方もいるのではないか、と余計な心配をしてしまいました。

ご本殿は聖域なので、通常一般は八足門の中には入れません。
なので、今回は八足門の入口から参拝させていただきました。

 

出雲大社 八足門の中

八足門の内側は聖域とされ正月の三が日、祭典などの特別な日、御祈祷を受けた人以外は入れません。
が、・・・続きを読む
後日、八足門内での「特別参拝」というものを発見!八足門の中へ入ってお祓いしていただき参拝できるうえ、神職が遷宮の意義や祭礼について説明してくれるというもので、古代出雲歴史博物館で受付するようです。博物館の拝観料も含まれています。
「知っていれば・・・omz」と思いながらも、次回は絶対参加しよう!とすかさずチェック。特別参拝はいつもあるわけではないみたいなので、興味のある方は事前に調べた方がよさそうです。(ググればすぐでてきます。)

出雲大社 境内図

 

八足門の両脇は回廊になっていて、東側の回廊の二階には「観祭楼(かんさいろう)」があります。八足門の内側には「楼門(ろうもん)」があり、その両脇を「神饌所」がはさんだ状態で、神饌所に連結した「玉垣(たまがき)」=垣根が本殿を取り巻いています。

ちなみに、八足門と回廊に連結された垣根は「瑞垣(みずがき)」と呼ばれ、四の鳥居のラインの境界線を「荒垣(あらがき)」と呼び、荒垣の内側が境内と呼ばれる範囲です。

御祭神である大国主大神さまは二重の門で守護されているんですね。本殿の中には天皇陛下でさえ入ることはできないそうです。ちなみに内閣総理大臣は楼門の中に入れないそうです。

 

出雲大社 観祭楼・回廊

出雲大社 観祭楼   出雲大社 観祭楼(東回廊二階)
出雲大社の観祭楼

八足門の東側の回廊は途中で二階建てになっていて、「観祭楼(かんさいろう)につながっています。

「観祭楼」とは読んで字のごとく、祭を観る楼です。二階には部屋が造られていて、そこから南側の境内が見られるようになっているそうで、かつては観祭楼の前の敷地で催された舞楽などの祭典を要人が二階から観覧していたようです。観祭楼の前(南)には、四角く石で囲われたところがあり、ここが舞台となったようです。

 

出雲大社 楼門

出雲大社楼門
出雲大社 楼門

「楼」は、『二階建て(重層)の建物、物見やぐら』といった意味で、
「楼門(ろうもん)とは2階建ての門のことです。1階部分に屋根(下屋)を持たず、2階部分には「高欄(こうらん)=手すり」が設置されるのが一般的です。

鳥居やしめ縄と同様に、清浄な領域の境となる結界の役割を果たしています。

楼門(ろうもん)のおはなし

楼門は仏教の影響を受け、神仏習合によって寺院の門にならって建立されたとも、・・・続きを読む
時の有力者が権威を示すために豪華な物を建立したとも言われています。

楼門は日本中の寺院や神社に建てられています。
俗に「日本三大楼門」といわれるのが
阿蘇神社(熊本県)・・・神社では珍しい仏閣の様式で建てられた楼門です。
筥崎宮(はこざきぐう 福岡県)・・・わずか12坪の建坪に屋根は83坪もあるという雄大な造りの楼門です。
鹿島神宮(茨城県)・・・朱色の美しい、総朱漆塗りで彩色は高欄などに控えめに施されています。

「国宝の楼門」
青井阿蘇神社(熊本県)・・・茅葺の屋根に桃山様式の装飾・色彩で、構造は当地方独自の人吉様式。四隅に陰陽一対の鬼面が嵌め込まれている、とても珍しい楼門です。
石清水八幡宮(京都)・・・丹漆塗りで極彩色彫刻が施された、向唐破風造りの壮麗な楼門です。

その他、太宰府天満宮(福岡県)、伏見稲荷大社(京都)、賀茂神社(上下、京都)、八坂神社(京都)も有名です。

「立派な門だ」と言いながらも何気なくスルーしてしまいがちですが(私だけ?)、まじまじと鑑賞すると、日本の建築美術の素晴らしさが実感できます。

 

神在月の楼門のお役目「神等去出祭」

旧歴10月10日から18日までの間、出雲大社には全国から神議り(かむはかり=様々な縁などを決める会議)のために集まった神さまが滞在しています。その神さまを次の場所(もしくはそれぞれの国)へこの楼門からお送りします。この神事は「神等去出祭(からかでさい)といい、楼門の前で執り行われます。

神等去出祭「おたぁちぃ~」・・・続きを読む
神職の方が楼門の扉を三回たたいて『おたぁちぃー(御発ち)』と発っすると、出雲大社に滞在していた八百萬の神々が、楼門をから境内を抜け、四つの鳥居を抜けて稲佐の浜へ向かいます。

神々は出雲大社に滞在したあと、日御碕神社や朝山神社、万九千神社などにも滞在し、その後それぞれの国へ還られるといいます。そのため、神等去出祭(からかでさい)は出雲大社から御発ちになる日と出雲の国から御発ちになる日の2回行われます。

 

出雲大社 神饌所

出雲大社 神饌所(しんせんじょ)
出雲大社 神饌所(しんせんじょ)

「神饌所(しんせんじょ)」は楼門を挟んで東と西の2か所にあります。

「神饌」とは、神様にお供えするお酒(お神酒)や食事の事です。

神饌所は神様へのお供え物を準備するための建物です。そのため出入口が本殿側(北)になっています。

 

次回は本殿について、遷宮の際に一般公開された特別拝観の様子などについて書きます。
パワースッポットの旅 出雲編「出雲大社 Vol.4 御本殿」
またご縁がありますように。

出雲大社

0853-53-3100
島根県出雲市大社町杵築東195
参拝時間 3月〜10月 6:00~20:00
     11月〜2月 6:30~20:00
御祈祷の受付は8:30~16:30
※20時以降、荒垣内(銅鳥居より先)は閉鎖されます。